お金とは、自分の生命エネルギーを差し出して手に入れるものだということを本で学びました。いったい自分はどのくらいの生命エネルギーをいくらと交換しているのでしょうか。
その本はこちら
例えば、週40時間働いて10万円稼いでいるから、生命エネルギー1時間を2,500円と交換している。と考える人がいるかもしれません。
しかし、本書によるとこれは交換比率の見方を間違っており、非現実的かつ不適切な見方だとばっさり切り捨てます。
あなたの仕事と直接関係する生活の中での行動ー生命エネルギーの使い方ーをすべて洗い出してみてください。その仕事と直接関係するあらゆる支出を思い浮かべてみてください。つまり、もしその仕事をしなければ使わずに済んだ時間とお金について考える必要があるのです。
ほんそれ。と思いましたね。
通勤にかかる時間、その準備、身に着けるもの、食事、日々のストレス解消などの仕事関連コストは枚挙に暇がありません。
私はサラリーマン時代、日曜日の夜が憂鬱過ぎて、夜一番遅い映画を何でもいいから見に行っていたことがあります。
要は現実逃避です。
こういう費用もちゃんと考えようね、という話です。
他にもアルコホルで現実逃避、休日を充実させなきゃと無意味な外出、付き合いでやらされているゴルフ。。
それだけではありません。
驚く準備をしておいてください。自分の仕事に対して怒りの感情ー単調な時間、退屈、社内政治、本当にやりたいことができなくなる、上司や同僚との性格の不一致などが原因ーを抱いている人もいます。彼らは無力感に苛まれ、買い物で気を紛らわせるしかありません。その「嫌いな仕事」に人生のどれだけを使っているのか、知る覚悟はできていますか?
こわ。こわすぎるよ。
会社でのネガティブな気持ちが私生活にも忍び込んできて嫌だなぁというのは前々から思っていました。
来週の重い仕事、来月の定例会議、クォーター毎の資料つくり。。
これらのことを考えるだけで世界が白黒になりました。
つまり、こういう時間すらも生命エネルギーを使っているということです。
このように考えると、生命エネルギーとお金の実質交換レートは限りなくゼロに近い、いや、場合によってはマイナスになることさえあるかもしれません。
おぉ、なんということか。
お金を稼ぐつもりで働いているのに、お金を失うために働いているとは。
ということに気が付ける本です。
私はいち早くこのことに気づき、生命エネルギーとお金の実質交換レートが高い方法を追求しています。
まだ追求中ですが、いろいろな方法があると思います。
ぜひみなさんも生命エネルギーをいくらと交換しているのか計算してみてください。
あかんではないか。となると思います。