三十七歳の日記

Diary of My Thirty-seventh Year

働くことはえらくない

会社辞めますと言うと、多くの人は「次はどこに行くの?」とよく言いますが、僕はどこにも行きません。

働かないと言うと、多くの人は「ええ?」と絶叫しますが、それは洗脳されている証です。産業革命以前から脈々と受け継がれる奴隷の道徳から抜け出せていません。

働くことってそんなにえらいものなのですかね?と疑うところから始めましょう。

そもそもなんで働かないといけないんだ?

働いていると言っても、みんなわけわからない人の言うこと聞いて、わけわからないことしているのだから、たいしたことしているようには見えないですけど。

これがえらいんか?

このテーマについて考える時にお勧めの本はこれです。

怠惰への讃歌 (平凡社ライブラリー)

怠惰への讃歌 (平凡社ライブラリー)

  • 作者: バートランドラッセル,Bertrand A.W. Russell,堀秀彦,柿村峻
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2009/08/10
  • メディア: 文庫
  • 購入: 2人 クリック: 37回
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仕事そのものは立派なものだという信念が、多くの害悪をこの世に引き起こしているということと、幸福と繁栄に到る道は、組織的に仕事を減らしていくにあるということである。

怠惰への讃歌 (平凡社ライブラリー)

もちろん、この世を生きるのにお金が必要ですから、お金を稼ぐために働く必要はあります。私も大学卒業後生きていくためにはお金が必要だったので働きました。

時には給料のために一生懸命椅子に座っていなければならないこともあるでしょう。

しかし、週五日、朝から晩まで、時には休日すらも働かなくてはいけないというのは、少し極端です。そっちの方が普通じゃないと思いませんか。

君たちはいつまで奴隷でいるのだ?

この仕組みは罠です。罠だと知って自分でハマっているならいいですが、そうじゃない人は、まず罠を認識することから始めた方がいいのかもしれません。

確かに昔はそうしないとモノも満足に作れなかったのでしょう。

しかし今は違います。

テクノロジーの発展とともに生活必需品の値段は以前と比較して圧倒的に安くなっていますし、必要最低限の生活をするならばそこまでお金は必要がないことに気が付きます。

また、昔のように同じ場所に集まって仕事をする必要性も薄れています。最新の通信技術を活用すればいつでもどこでも仕事ができるでしょう。はるかに多くのことが場所を問わずできるようになっている時代です。

だから、週休二日で奴隷のような生活をしているのはなんなんでしょう。

極度の禁欲主義です。

近代の技術によって、ある限度内のひまは少数の特権階級の特権ではなくて、社会全体を通じて、公平に分配される権利となることができるようになった。勤労の道徳は、奴隷の道徳であるが、近代世界は奴隷を必要としない。

怠惰への讃歌 (平凡社ライブラリー)

 「働くことがえらい」というのはうそです。

それよりも現代の技術によって大量に生まれるはずの暇をうまく活用できるかが大事です。それこそが自分の人生をより豊かに生きる秘訣ではないでしょうか。

私の提案は、まずサラリーマンで短期間にある程度のお金を貯めてしまうことです。サラリーマンなら短期間で効率的にお金を稼ぐことができます。

そして、ある程度貯まったら資産運用をしながら、自分の時間を増やして、生活に必要な分だけ働く。こうすれば自分の時間を切り売りするような働き方は減ってきます。

最終的には生活のために働くことはなくなり、自分が納得の行く時間の使い方できるようになるでしょう。これでOKです。

何か新しいものを生み出すには大量の暇が必要です。

あらゆる芸術作品、発明、文明は暇から生まれたのですから。

いまや一人一人の個性や趣味にも価値が生まれる時代です。その大切な暇を機械的に大量消費するのは惜しいことのように思います。

この本の著書であるバートランドラッセルは一日四時間労働を提案します。

誰も一日四時間以上働くことを強いられない世の中では、科学的な好奇心を持っている人々誰でも、そのおもむくままになれるだろうし、あらゆる画家は、どんなにその画が優秀であろうとも飢える心配なしに書くことができるだろう。

怠惰への讃歌 (平凡社ライブラリー)

怠惰であることを礼賛する社会の到来を心待ちにしています。

怠惰への讃歌 (平凡社ライブラリー)

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  • 作者: バートランドラッセル,Bertrand A.W. Russell,堀秀彦,柿村峻
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