英検1級(2021年度第1回)の二次試験を受験した感想速報

みなさんこんにちは、牛です。英検1級の二次試験を受験してきたのでレポートを配信いたします。恐らく今回も合格はできたと思います。

今回で6回目となりました。

これまでの結果はこちら

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今回は一次試験で自己ベストが出たので、総合点でも自己ベスト更新を狙いたいところです。

総合点の自己ベスト2884点を更新するためには635点が必要で、何とも絶妙なレベル感を設定されました。

ギリギリ行かなそうです。

では、試験の感想です。

最近はTOEICとダブルヘッダーで遅刻していくのが通例となってしましたが、今回はほぼ時間通りのちょい遅刻でいきました。四谷の日米会話学院でした。

恐らく私がその回一番最後の受験者だったと思います。

試験まで1時間以上待たされることになり、瞑想して過ごすこととなりました。

前にも書いた通り、ここで勉強するのはほぼ無意味というか、何をやっても上の空なので小説を書いたり、絵を描いたりするのが正解です。

 

二次試験の内容についてお話します。

面接官は、ネイティブが女性、日本人が男性でした。

まずMay we have your name, please?からです。My name is 牛. 

May we~となるので焦らないように。

最初の会話はお馴染みのTell us about yourselfだったので、また前職の仕事を今でもやっている体で話してしまいました。ごめんなさい。

次の質問は、何か趣味とかある?だったのでランニングの話をしました。

それで無難に終了です。

最初の英会話は毎回これでいくことにしました。

そしてスピーチです。

お題は上から3つ目にしました。

Is the decline of Japanese economy inevitable?

確かこんな感じだったと思います。

これが言いやすいかなと思ったので3つ目で決めて先はほぼ読みませんでした。

話した内容はざっくり以下の通り。

日本は経済大国で知られているけど、経済の衰退は避けられないと思う。一つ目の理由は日本の人口が減っているからだ。人口が減ればその分労働力が減り、生産力が落ちる。この傾向が続けば経済が衰退する可能性は高い。二つ目の理由は、日本の会社が競争力を失っているからだ。例えば、ひと昔前は半導体業界の上位は日本企業で占められていたが、今はアメリカを中心とする海外の企業となっている。今から追いつくのは極めて困難であり、競争力を失っていることも考慮すると経済の衰退は避けられないだろう。

と言いたかったんですが、二つ目の理由を述べた直後で石化して終了しました。

 

気を取り直してQ&Aに行きます。

以下が質問の全てだったと思いますが、一番最後の質問でちょうどタイムアップになり、答える必要はなくなりました。

  1. 移民で問題は解決するか
  2. AIなど最新テクノロジーに投資すれば日本もチャンスはあるのでは?
  3. 教育に投資するのはどう思うか?
  4. 日本政府は移民について十分なことをしているか
  5. どうすれば日本の経済はよくなるか
  6. 日本は製造業に依存しすぎているか

いずれも聞き返すことなく、スムーズに答えられたのではないかと思います。

自分でも何のことを話しているのか分かりませんでしたが、自信ありげにテンポよくはっきり答えられたので良かったです。

内容よりも大きな声ではっきりゆっくり話すことが大事です。(個人の感想です)

最後の質問は無理やりひねり出してきた感がありましたが、この質問はどこかで聞いたことのあるお題でした。

似たようなお題が過去に出題されていないか調べてみました。

  • 12年度第1回 Can Japanese manufacturing remain competitive in the global market?
  • 14年度第1回 Would Japan benefit from a more open immigration policy?
  • 15年度第3回 Can the Japanese economy stay competitive in the 21st century?
  • 17年度第1回 Is the Japanese economy too dependent on manufacturing?

このように、結構似たようなトピックがあるので、過去問を研究するのが二次試験対策に一番良いと思います。対策本より過去問バックナンバーを集めてトピック研究した方が良いです。

こうして何とか無事に6回連続で英検1級の二次試験を終了することができました。

今後もこの連勝記録を伸ばしていきたいと思います。

今回の合格発表日は、7月20日(火)の予定です。

ところで、英検1級の受験料12,600円が高いという人はいますが、4技能を測定できる試験の中ではかなり安い方です。

IELTS、TOEFL、ケンブリッジ英検いずれも25,000円位するので約半額です。

特にライティングとスピーキングは独特の難しさがあるので、毎回チャレンジングで学ぶことがたくさんあります。英検1級Speaking&Writingがあったらそれだけ受けたいです。

英検1級は、留学や就職や昇進などにはあまり使えないかもしれませんが、自己啓発には最適なので、英語学習をしている人は目標にしてみるとよいでしょう。