句動詞とイディオムを学ぶおすすめのOxfordのテキスト

ケンブリッジ英検を受験して、句動詞やイディオムの知識の少なさに気が付きました。そこで、句動詞やイディオムを増やすためにはどのテキストを使えばいいのか研究し、ケンブリッジ出版のテキストを以前紹介しました。今回はそのオクスフォード編です。

ケンブリッジ出版のEnglish in Useシリーズの記事はこちら

今回紹介するご本はこれです。

Oxford World Skillsシリーズです。

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ケンブリッジとの違いは、一冊に句動詞とイディオムがまとまっている点です。

個人的にはこっちの方が飽きがこなくていいなと思いました。

ずっと句動詞だけ、ずっとイディオムだけやっているとすぐにお腹いっぱいになってしまいます。

しかし、オクスフォードのWord Skillsシリーズは句動詞とイディオムと適度に混ぜてくれるので飽きにくいです。

また、ケンブリッジは左側にパッセージや例文、右側に練習問題という構成ですが、オクスフォードは一ページに例文と問題がセットになっていて、1セットがコンパクトに収まっているのも良い感じです。

Oxford Word Skills: Advancedはこんな感じ

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English Phrasal Verbs in Use Advanced はこんな感じ

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オクスフォードは解説と問題の量がコンパクトでちょうどよく、1セットを短く切りたい方には最適です。そして句動詞とイディオムが混ぜられています。

一方、ケンブリッジの方が紙がツルツルでカラーなので上品な感じですが、句動詞編は当然のことながら、句動詞ばっかりになっています。個人的に気になるのは練習問題がちょっと多いことです。これが良いという人もいらっしゃると思いますが、私はすぐに挫けてしまいます。

お好みの方を選ぶのがよろしいかと存じます。

今までケンブリッジを散々推奨しましたが、最近はオクスフォードの方が好きかもしれないと思うようになりました。

気になる人は両方買って比べてみてください。楽しいですよ。

そして、さらにお勧めしたいのがコンパクト辞書のようなOxford Learner's Pocket Phrasal Verbs and Idiomsです。

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言葉通りの手のひらサイズなので、お出かけする際にバッグに忍ばせて置いたり、ポケットに入れたりすることもできます。

裏面にはケンブリッジ英検やIELTS対策にお勧めでC2まで対応していると書いてあるので安心できます。

英単語ターゲット1900とこれだけやればかなり強くなれると思います。

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今回の紹介は以上です。

日本で英語学習をしていると句動詞とイディオムの知識が欠落してしまい、高レベルのリスニングについていけなくなることが分かりました。

これは受験英語、英検、TOEICにも句動詞やイディオムの知識が出題されないからです。

その結果として、アンバランスな語彙知識を持つ私のような日本人が量産されています。

しかし、日常生活では句動詞やイディオムが頻繁に使われています。

英語の映画やドラマが聞き取れない要因の一つに句動詞やイディオムの知識不足も挙げられるでしょう。

残念なことに日本語のテキストでこれらを網羅的に学習できるテキストはほとんどありません。

これとかおすすめですけどね。

今回ご紹介したケンブリッジ出版かオクスフォード出版のテキストが英語学習者向けの良質なテキストだと思いますので、興味がある方はぜひ手に取ってみてください。