三十六歳の日記は年末年始も休まず営業いたします

年末年始はお休みの方が多いかとは存じますが、私に休みはありません。年末年始も私は仕事をしています。

お金持ちはよく仕事と休みの境目が曖昧になると聞きますが、ようやく私もその感覚が分かってきました。

私はほぼ毎日この日記を書いてきました。これが私の仕事であり、今もまさにその仕事をしています。

そして、数多くの読者に有益な情報と笑いを提供し、生きる希望を与えてきました。

その見返りとしては少なすぎると思っていますが、わずかな広告料を頂戴し、それを糧に私は生計を立てています。

もちろんそれだけでは不十分なので、多方面で発生する仕事から収入を得ています。

一例として友人の会社の教育事業を手伝っており、その収入もある程度まとまったものになってきました。

こうして収入の複数化ができてきており、より盤石なライフスタイルを送れる見込みが立ってきました。だから安心してください。

さて、世の中には様々な生き方があります。

私のような生き方をしている人はどちらかと言えば少数派かもしれません。

大多数の人がこうだ、と思う生き方が必ずしも皆様にも合っているとは限りません。

サラリーマンが合っている人もいれば、研究職が向いている人もいるし、私ような文筆業が性に合っている人もいるでしょう。

だから、大事なことは自分に合っている生き方を見つけることです。

自分にとって良い生き方や仕事はどのようなものだろうか?

と常に自分自身に問いかけてみることが大切です。

そして何か少しでもいいから行動してみる。

私たちは小さい頃から学校や周りの人たちから洗脳されて育ってきました。

そして、人間はいとも簡単に洗脳されてしまう生き物であることを学びました。

だから、常に疑ってかからなければなりません。

ちょっと待てよ、これは罠なんじゃないか?

そう思って自分の生活を定期的に点検すると、やはりいろいろなところに罠が仕掛けられていることが分かってきます。

もちろん全ての罠から逃れることなんかできませんが、罠の存在をしっていたり、罠だと分かって罠にかかったりしている分には問題ありません。

人が多いところにはたくさんの罠がある。

だから、人の少ないところ、人が少ないタイミングを狙え。

人が群れているところには注意せよ。

これが私が体得した賢く生きる知恵です。

まぁそんなことをしているといつのまにか友人は減り、家族とも疎遠となりますが、個人的にはその環境が方がはるかに快適で気に入っています。

人とのかかわりが増えると、その分問題も増える。

私はややこしい人間だからより一層そうだったのかもしれません。

必要な時に必要な分だけで良いと思うようになりました。

仕事も人付き合いもほどほどが肝心です。

たまに家族とあって、たまに友人とあって、気が向く仕事をほどほどにする。

それが心身ともに健やかに生きるコツであると三十六歳にしてようやく悟ったのでした。