今回は2018年~2022年のNISAで600万円を失った人の話をします。
その人は指数の3倍の値動きをするレバレッジETFに投機しており、2022年1月の急落で大変な目に遭っています。
以前240万円をなくした人を紹介しましたが、今回はスケールが違います。
彼はたまたま株価が上がって調子に乗っていました。
タイムマシンがあったら彼のもとにいって引っ叩いてやりたいです。
そんな調子に乗っていた彼に神様は試練を与えました。
SOXLを年初の最高値(73.5ドル)で購入させ、崖から突き落としたのです。
そしていったい彼はどのくらい損をしたのか。
NISA保有株数
- SPXL:299
- TECL:410
- SOXL:500
直近の最高値→最安値(ドル)
- SPXL:147.98→98.56
- TECL:91.04→50.17
- SOXL:74.21→33.10
資産推移(ドル)
- SPXL:44,246→29,469(‐14,777)
- TECL:37,326→20,570(‐16,756)
- SOXL:37,105→16,550(‐20,555)
- 合計:118,677→66,589(-52,088)
もちろん彼とは私のことです。
ということで、たった一か月の間でNISAで52,088ドル(600万円)を減らす貴重な経験をしました。
1371万円から769万円です。
コト消費を追求する世代として、最高の経験をすることができ、感無量です。
600万円でこんな経験ができるなんて、や、や、や、安いものです。
このように、レバレッジETFに投機していると一瞬で半分位の資産が吹き飛んでしまうことがあるので注意しましょう。
私もそこそこ投機歴は長いですが、資産額が増えれば増えるほど攻撃力が高くなってやばいです。
これも旧NISAまでの期間限定ですからともに楽しみましょう。
私はNISA口座のみでレバレッジETFに投機しているので、レバレッジの割合は全体のポートフォリオの一部に留まっています。
しかし、調子に乗ってその配分を大きくしすぎないようにすることが大事だと改めて思い知らされました。
NISAで600万円も資産を減らす人はあまりいないと思うのでよい経験ができました。
記念にその軌跡をここに残しておきます。
NISAの上限分の下落を経験したらなんだか無敵感が出てきました。
また記録更新したら改めてレポートを配信しますが、その日が来ないことを心から祈っております。
当たりますように。