1ドル135円になった感想文

円安が進んでおり、1ドル135円に突入したので記念に感想文を書いておきます。

日経新聞によると、このまま1ドル140円を目指す可能性があり、そうなるとインフレは3%になるそうです。

世界的な利上げラッシュにあらがう大規模緩和の維持は、一段の円安を招いてインフレ圧力をさらに高める。円相場が1ドル=140円台まで下落すれば、物価上昇率も3%近辺に上昇。望まぬ緩和縮小に追い込まれる可能性がある。

悲願のインフレ2%を達成どころではなく、大幅に上回る結果に黒田総裁も喜んでいることでしょう。

円安になった理由は、米欧が利上げに動く中で日本だけ大規模緩和継続をしているからと言われています。

ドルは今年に入って独歩高が進み、主要な先進国通貨に対する強さを示す指数は昨年末から9%上昇した。約20年ぶりのドル高水準にある。対円では先週に1ドル=135円台と24年ぶりのドル高・円安を記録した。

FRBは想定以上の物価の強さを踏まえ15日、約27年ぶりに政策金利を0.75%引き上げるなど利上げを急ぐ姿勢を鮮明にした。マイナス金利政策の続く日欧や小刻みの利上げを続ける英国との差が意識され「ドルは引き続き強含む」(バンカメのシン氏)との見方が広がる。

ということで日本はしばらく円安基調が続き、インフレも避けられないようです。

私は円が安くなることに賭けほぼ全資産をドルで保有しています。このため円安は歓迎ですが、それを上回る株価の下落と物価上昇の影響を受けています。

例えば、アップル製品は値上げしました。

アップルのMacBook Air M1は3万円ほど値上げされました。円安とインフレがなければM2の新モデルも3万円位安かったかもしれません。

また、先日電気代とガス代の請求を見たら前月よりも高くなっていました。エアコンも使わず、ほぼ同じ使用料だったはずなのにじわじわ光熱費が上がり始めています。

日経新聞を読んでいても毎日のように値上げのニュースを見るようになりました。

牛ブログも人件費の高騰で値上げしようかな。

この状況では、円預金が最弱の投資法ということになります。4,000円あったらモスバーガーが10個買えましたが、これからは9個しか買えなくなります。

これがインフレの恐怖です。

一方で最も良い投資は、普通のドル預金だったということになります。

ドルの定期預金とかしてた方はおめでとうございます。この半年では最強の投資家です。

ちなみにインフレに株が強いといわれていますが、それは長期的に見てそうなっているだけでインフレが激しく進行している際はむしろマイナスになるそうです。

この記事に書きました。

ということで、普通のドル預金というのも短期的にはなかなか魅力的な投資先であるかもしれないと思ったのでした。