ケンブリッジ英検(CPE)の結果と感想文(2022年5月14日)

2022年5月に受験したケンブリッジ英検(CPE)Proficiency C2レベルの試験結果が出ていたのでレポートを配信します。

7月18日に発表予定でしたが、6月28日に結果が出ました。大体一 1か月半位で結果が出るようです。

受験直後の感想はこちら

過去二回の結果はこちら

今回の結果がこちら


Overall Score 193点  CEFR Level:C1

  • Reading:181点(C1)
  • Use of English:207点 Grade C(C2)
  • Writing:205点 Grade C (C2)
  • Listening:176点 
  • Speaking:196点(C1) 

過去二回のスコアはこちら

前々回→前回→今回のスコア推移

  • Reading:測定不能→189→181
  • Use of English:173→211→207
  • Writing:203→205→205
  • Listening:187→201→176
  • Speaking:180→198→196

ということで、Use of English、Writing、Speakingは前回とほぼ同じでしたが、ReadingとListeningでやらかしてしまいC2には届きませんでした。

十分こうなることも予想していたので驚きませんが、自分の未熟さを痛感しているところです。

リーディングはもう一度ちゃんと対策をしないとだめですね。

ちなみに多くの人がUoEだと思っているPart1は実はリーディングパートなので、まずは幅広い語彙とコロケーションを増やすことが不可欠です。

そしてなんといってもPart6のパラグラフの穴埋め問題の対策が必要です。

この問題は一つ間違えると立て続けにほかの問題も間違える可能性が高いので、大炎上のリスクがあるパートです。おそらく今回はここでやられたのではないかと推察します。

パート6の正答率がリーディングの得点を左右するといってよいでしょう。

リスニングはそこそこいけてると思っていましたが全然ダメでした。これはケンブリッジ英検あるあるですね。

だいたい聞き取れたと思った回答が不正解であることがほとんどなので、常に罠がないか神経を尖らせる必要があります。

ただ聞き取れるだけではだめで、微妙な言い換えに注意しつつ、読解のように丁寧に聞き取らないと正解にたどり着けません。罠にかからないように注意しましょう。悩んだら一番正解っぽくないものを選ぶとよいです。

ケンブリッジ英検のリスニングは本当に最高レベルの難易度だと思っています。

項目別ざっくり考察です。

  • Reading:パート6の手ごたえがなく、結果も悪かった。
  • Use of English:前回と同じくらいの手ごたえで結果もほぼ同じ。
  • Writing:いつも通り書けた印象でいつも通りの結果だった。
  • Listening:測定不能リスクがあり、結果も悪かった。
  • Speaking:途中石化したが、その割にはよかった印象。

ではだいたいどのくらいの点数がとれていたのか分析してみます。

もちろん結果はわからないのですが、サンプルテストでどのくらい取れれば、どのくらいのスコアになるかわかる換算表があり、それを参考にしてみます。

C2 Proficiency

Reading(Part1, 5, 6, 7)

※Part1, 7は1点、Part5, 6は2点。44点満点

  • 36→220(C2)82% Grade A
  • 28→200(C2)64%
  • 22→180(C1)50%
  • 14→162(ー)32%

Use of English(Part2, 3, 4)

※Part2, 3は1点、Part4は2点で部分点1点。28点満点

  • 22→220(C2)79% Grade A
  • 17→200(C2)61%
  • 13→180(C1)46%
  •   9→162(ー)32%

Writing

※各essayで20点、合計40点満点。

  • 34→220(C2)85% Grade A
  • 24→200(C2)60%
  • 16→180(C1)40%
  • 10→162(ー)25%

Listening

※各1点、合計30点満点。

  • 24→220(C2)80% Grade A
  • 18→200(C2)60%
  • 14→180(C1)47%
  • 10→162(ー)33%

Speaking

※C1と同じ5項目の評価で0~5点×2倍。1項目で0~5点×5倍。75点満点

  • 66→220(C2)88% Grade A
  • 45→200(C2)60%
  • 30→180(C1)40%
  • 17→162(ー)23%

参考:https://www.cambridgeenglish.org/images/210434-converting-practice-test-scores-to-cambridge-english-scale-scores.pdf

正答率40%代でC1認定してくれるってどんなテストだよ、といつも思ってます。

これらのデータを基に今回の正答率を推定してみました。

  • Reading:181点(50%位)
  • Use of English:207点(68%位)
  • Writing:205点(65%位)
  • Listening:176点(43%位)
  • Speaking:198点(60%位)

ということで、今回のテストを通じて、UoE、ライティング、スピーキングはまずまずでしたが、RとLが課題であることがわかりました。

CPEクラスになるとちょっと対策して点数が大幅に上昇することはないので、日々コツコツが英文を読んだり、聞いたりするしかないですね。

結局いつもこの結論になります。

よし、頑張ろう。

次はいつになるかわかりませんが、引き続き英語の勉強にも励んでいこう思います。