先日オンライン中国語レッスンのお試しをやってみたのですが、その勢いでオンライン英会話のお試しもいくつか試してみたので報告させていただきます。
私は今までオンライン英会話などを一切使ったことはありませんでした。
なぜなら見知らぬ人と話すのが苦手だからです。しかもそれを英語でなんて、、
こんな難易度が高いことをなぜみなさんはそんな簡単にできるのでしょうか。
このため英語のスピーキングは一人で訓練してきました。
ちなみに自転車でスピーチのおかげで以下の書籍のアーダーン首相、トルドー首相、ジョンソン首相のコロナスピーチは完全に暗唱できました。今は本とは関係ありませんが、スティーブ・ジョブズのスピーチの暗唱に取り組んでいます。
私ばこのスピーキング練習法を南方熊楠方式やシュリーマン方式と呼んでいますが、シュリーマンも誰かと話すことが外国語上達の秘訣と言っています。
しかしながら、一回もあったことない人と、共通の話題もない状態で、それを外国語で行うということにとてつもない抵抗感があります。
オンライン英会話ができる人はなんて勇敢なのだろう。
そこで勇気を振り絞り、まずはオンライン中国語レッスンのお試しをいくつかやってみました。
CCレッスンは無料のポイントをもらえるのでそれを使ってレッスンを受ける形、ネトチャイは2回の無料レッスン、ネットチャイナは100円で一週間お試しができるという仕組みでした。
写真を見ていい感じの女性を選びましたが、本物は写真と全然違くてびっくりする、というのがお決まりのパターンです。
久しぶりの中国語でしたが、思いのほか話せて意思疎通ができたのでよかったです。しかし、フリートークにすると時に変な間が生じてそれを埋めていくのがつらかったです。共通の話題や教材なんかがあればもっとやりやすいかもしれません。
もしやるとすれば、ネイティブの先生に聞いてみたいことなどを普段の勉強で貯めておいて、それをまとめて会話練習とともに聞くというやり方が一番効率的だと思いました。
また、中国語検定準1級の二次試験対策とかHSKのスピーキング試験の練習をする際によいですね。なんとなくでダラダラやるのではなく、目的意識をもってやるべきです。
だいたいオンラインレッスンの勝手がわかったところで、勢いに任せてNative CampとCamblyも試してみました。
Native Campは、6480円で非ネイティブの先生と上限なしでレッスンできるのがメリットです。ネイティブの先生を選びたいときは、コイン(有料)を使って予約をするか、オプション9,800円を支払えば上限なしでレッスンができます。しかし、予約をする際にはコインは必要になります。
Native Campでは無料期間中にオプションも一週間試せるのでネイティブを中心にレッスンを受けてきました。
先生を選ぶときもコツが必要で、今すぐレッスンが可能な先生が画面上に出てきますが、油断するとよさそうな先生はすぐに取られてしまい、人気がなさそうな先生だけが残っていく、という厳しい競争社会の現実がそこにはありました。
先生選んで紹介ビデオ見てるうちに時すでに遅し。
そんなことが何度あったことか。徐々に慣れてきてレッスンもスムーズにできるようになりましたが、この作業思いのほかパワー消費するなと思いました。
日によっては、30分位先生だけ吟味したにもかかわらずレッスンボタンを押せずに終了。紹介ビデオ見まくって終わったという日もあり、そんな自分が情けなくなりました。
ちなみにCamblyの方は、最初のお試しレッスンの人が終始しゃべり続けて一瞬で終了だったのでまだよくわかりません。こちらも一か月位やってみないと良し悪しがわからないでしょう。
ということで、外国語のスピーキング力を高めるにはオンラインレッスンが良いとは思いますが、改めてそういうのは苦手だと痛感しました。
もちろん続けていくうちに慣れていくでしょうし、それを克服しなければならないとは思っていますが、簡単ではないなと感じています。
それでもNative Campで完全に見た目で選んだイギリスのお姉さんとのフリートークはとても良い感じにできて、あぁ英語をやっていてよかったと心から思う瞬間もありました。
外国語を学ぶ動機の一つはそういうこともある。
英語できれいなお姉さんと話す機会なんてそうないので、この本能に直接訴える方式にしたらもうちょっと頑張れるんじゃないか。
永遠に続くと思われる長いトンネルの暗闇の先にほのかに光るものを見た気がした。