ソフトバンクグループは8月8日に発表した決算で3兆1627億円の赤字だったことがわかりました。これは日本企業の赤字額としては過去最大だそうです。
ちょうど3年前くらいに買いました。
孫さんは、以前に利益を1兆、2兆と数えられるようにしたい、という夢を語って実際にそれを実現させました。
しかし、損失も1兆、2兆、そして3兆まで数えられるようにしました。
いろいろな意味で偉大な方ですね。
最終損益が3兆1627億円の赤字(前年同期は7615億円の黒字)だった。4~6月期の日本企業の赤字額としては過去最大。米金利上昇をきっかけに世界的にハイテク株が下落したあおりを受け、未上場企業に投資するビジョン・ファンドの運用成績が急激に悪化した。
最終赤字となるのは2四半期連続で、05年4~6月期以来17年ぶりの記録となる。05年当時は通信事業の参入で先行投資がかさんでいた。
翌日の株は−7.02%下げ、5,295円をつけています。
損失拡大の理由は主に以下の通りです。
- ビジョンファンド事業の不振(2兆9000億円)
- 外貨建て負債の為替差損(8200億円)
- 未上場株の評価額減
円安による外貨建て負債の為替差損は盲点でしたね。
ウーバーの株も全部売却したようです。
SBGはビジョン・ファンドを通じてウーバーに2018年に出資。20年9月末時点でウーバー株に総額76億ドルを投資していた。ビジョン・ファンドはこれまで段階的に売却しており、今回の全株式の売却と合わせて延べ15億ドルの利益を確定したという。
ということで、手元資金を積みまして財務面の守りを固めるのはいいのですが、ちょっと面白みがなくなってきてしまいました。
アームをエヌビディアに売る話もうまく行かなかったし、そもそも最近エヌビディアもダメだし、厳しい時代はもうしばらく続きそうだと感じています。
そして何よりも個別株を保有していると、株が上ろうと下がろうとモヤモヤしてしまうのがダメですね。
日本株は圧倒的なリターンを誇るイオン株だけにして、あとはVTIとレバレッジNISAにした方がもっと心穏やかに日々を過ごせるのではないかと思う今日この頃です。
決算の内容や関連記事をもう少しリサーチしてソフトバンクグループを売るかどうか決めたいと思います。