胸の痛みの正体

先日、体調を崩して咳が止まらない状態でしたが、快方に向かっていると報告しました。咳は徐々に治って来ましたが、2週間くらい前に胸の痛みを感じるようになりました。

最初は、恋でもしたかな、と思っていましたが、思い当たることはありません。

普通にしている分には痛みはほとんどないけど、咳をすると左胸が痛い。

大きく息を吸っても痛い。

日課のランニングをしても痛い。

懸垂なんかもってのほかで、しばらく筋トレもできていません。

くしゃみをする時も痛みのせいでくしゃみが途中で「はっくちゅ」みたいな不完全なものになります。

不完全でもめちゃくちゃ痛い。

なんだか近頃は背中の方まで痛くなってきたので、これはちょっとまずいかもしれない、と思い始めました。

ちゃんと検査をしてもらおうと思い、近くの大きめの病院を受診しました。

診察前に最初はコロナとかインフルエンザの疑いがないか、看護師のお姉さんの質問攻めを受けます。

熱はないし、咳は1ヶ月前から続いている、呼吸をするときや咳き込むと胸に激痛が走る、的なことを伝え、コロナやインフルエンザではなさそうなので、抗原検査はしなくても良いということになりました。

一番難しい質問は、痛みを1から10の間で表現してください、というものでした。

これがいくつみたいな基準がないので、どう答えたら良いかわからないんですよね。

例えば、いきなりお姉さんに引っ叩かれて、これが5です。

とかならわかるんですが、痛みを10段階で評価することに慣れていないので、適当に6と答えました。

そして、しばらくしてから診察室に入り、今度は先生からの質問攻めに答えていきます。

「どういうときに痛い?触っても痛い?熱はないよね?山はよく登る?飛行機はよく乗る?今までに同じような痛みがあったことは?呼吸は苦しい?」などなど

山とか飛行機は意外な質問でしたが、もしかしたら気圧の変化で肺になんらかの影響があるのかな、と思いました。

「可能性としては、気胸が考えられます。CTを取ってみましょう」

となりました。

生まれて初めてのCTでしたが、いざCTを取ることになると急に怖くなってきました。

なんかやばい病気が見つかったらどうしよう、と本格的な検査を前に結構ビビるものです。

しかも今まで胸のCTを取ったことがないから、レントゲンでは発見されなかったやばいやつが発見されるかもしれない、、、

急に生への執着が芽生え始めました。

こういう状態になって初めて、健康であることの素晴らしさを痛感するものです。

CTを取り終わり、診察室前で待機します。

そして、緊張の診察です。

「早速CTを確認しました。痛みがある方の肺を見たところ、気胸ではありませんでした。が、、、」

「が?」

この後に筆者の言いたいことが来る。

と、身構えました。

しかもこの「が」は逆説の「が」だから、何か問題があったということか。

あぁ、めちゃくちゃ怖い。

何かまずい病気が見つかったのか。

息を飲んで先生の話の続きを聞きます。

「気胸ではなかったのですが、肋骨が折れています。ここと、ここの2箇所ですね」

「え、骨折ですか?」

ということで、CTの画像を見せてくれましたが、どれが骨折なのかよくわかりませんでした。

「おそらく痛みはこのせいでしょう。何かぶつけたりしましたか?」

「いや、ぶつけたりしたことはありません。思い当たるのは激しく咳き込むことくらいです」

「あぁ、咳でも肋骨折れることがあるんですよね」

「そうなんですね、、、」

ということで、肋骨が2本折れていることが判明しました。

痛みの原因が明確になった安心感と肋骨が折れているというショックが入り混じり複雑な心境になりました。

しかし、肺などには何の異常もなかったことが確認できた安心感の方が強かったです。

咳はおそらく喘息によるものだということで、咳止めの薬で様子を見て、骨折の方は痛み止めと湿布で2週間ほど経過観察ということでした。

ということで、胸の痛みの正体は、なんと咳による肋骨骨折でした。

まさか咳で肋骨が折れるとは、、、

しかし、なってしまったものは仕方がないので、しばらく安静にして、読書でもしながらゆっくり過ごします。

運動はウォーキングくらいにしておくかな。

日課のランニングもできないので、来月出場予定だった100kmウルトラマラソンへの挑戦が危ぶまれています。普通に考えたら無理ですね。

最近立て続けに身体の不調に見舞われ、ちょっと悲しいですが、健康について考える良いきっかけになったと前向きに捉えます。

みなさまも何か不調があったら早めに休んだり、病院に行ったりして身体をいたわりましょう。年を取ると、いろいろな不調が出てくるものです。

今までは大丈夫だったのに、、、ということがこれからは大丈夫ではなくなっていくのかもしれません。

みなさまもお気をつけくださいませ。