34歳の米国株投資日記

Not Financially Independent, Retire Early

会社を辞めるには能力が必要だ

私は会社を二回辞めたことがありますが、会社を辞めるのは思いのほか難しかったです。様々なスキルや知識が求められるので、それらがないと会社を辞めることができません。

だから、これまで会社を辞める人に対して、その勇敢さと決断力に私は前々から少なからぬ敬意の念を抱いておりました。

「○○さん、会社辞めるらしいよ」と聞くと、

おぉ、やられた、さすが!

と、なぜか爽快な敗北感に包まれたことを思い出します。

また、前の会社の人に会うとよく聞くこんなことばを聞きます。

「優秀な人ほど会社を辞めていくんだよね、、」

なるほど、それなりに優秀ではないと、スムーズに会社を辞めるのは難しいと思いました。

会社を辞めたい、辞めたい、というけれど、そんな簡単ではありません。

多くの人は、会社を辞める前に立ちはだかる多くの困難を目の前にして、そもそも辞めるのを止めてしまう。

あぁ会社員もそんなに悪くないよね。と。

これはなんと巧妙な罠なのでしょうか。

 

だから、退職代行が流行るというのも「なるほどね、日経電子版」なわけで、会社の辞め方が分からなくて途方にくれる人が多いから、そこにビジネスが成り立ちます。

会社の辞め方なんて、学校でも習いませんし、会社の新人研修でも教えてくれません。

Nobody knows.

だから、自分で学ぼう。

どうすれば会社を辞めることができるのか。

どうすれば退職を最大限有効活用できるのか。

引き留める上司を簡単に引き下がらせるロジック。

上司がその上司や関連部署に説明しやすいストーリー。

これはかなりクリエイティブな作業で、会社員に求められるスキルではありません。

つまり、会社を辞めることができる人は、自分に降りかかる様々な困難に立ち向かうクリエイティブな人間です。

だから、会社を自力で辞めたことのある人は自らを誇ってください。

素晴らしいスキルをお持ちです。

だから、すぐに次の仕事が見つかるんだね。

また、一度会社を辞めた経験があると、その反省を次に生かすことができます。

やはり初めての退職でパーフェクトに辞められる人はいないでしょう。

いろいろと反省点が出てくると思います。

こうすればもっとうまく辞められたな。

あぁすればもっと得だったな。

上司のコメントはこう返しておけばよかったな。

などなど。

それを次に活かさない手はありません。

少し戦いを有利に進めることができます。

 

このように、自らの経験を通じて得られた技術や知識はとても役に立ちます。

もちろんそれは退職するという狭い範疇に留まりません。

何かを終えることを見据えたポジションの取り方と言うんですかね。

分かるかな?

ですから、会社を退職することをネガティブなことと捉えず、その時が来たら一つのクリエイティブな活動だと思って、前向きに取り組んでください。

その経験は決して無駄にはなりません。

皮肉なことに、会社を辞める直前が私は最もクリエイティブでした。

そして、私は会社を辞めてこう思います。

もう二度とあんな辛い思いはしたくない。

恋人と別れた後に「もう恋なんてしない」なんて思うのと一緒です。

だからもう会社なんて入らない。

入るのも、出るのもめんどくさい。もっと簡単にできないものかね。

ということで、今は自己責任でサバイブできる術を模索しております。

何かを止めることは、何かを始めることと同じように大きなパワーを使います。

しかし、自分の意志で、何かを始める、時には辞めることも素晴らしい勉強になったなと思う今日この頃です。