定職についていないと日本ではヤバいやつとみなされる傾向がありますが、ちゃんと自分の意志で他人に迷惑をかけることなく生活ができていれば何の問題もありません。
むしろクリエイティブで素晴らしいと思います。
ではどうすればそれが実現できるのか。
残念ながらセミリタイアの方法に再現性のある方法はないと思います。
理論的にはありますが、それが自分に実現可能かは別の話だからです。
基本的にセミリタイアを志すには、収入を上げて、支出を抑えて、投資利回りを上げるしかありません。
収入を上げるのが難しい人もいるし、支出を抑えるのが難しい人もいるし、投資が苦手な人もいます。
このため、自分にあったセミリタイアプランを構築する必要があるのです。
例えば、自分の生活の中で、これは無駄だな、これはキープしたいな、とか、セミリタイアのためならこれを捨ててもいいな、など、いろいろあると思います。
それらを振るいにかけて、以下の3つを最適化していきます。
- 収入を上げる
- 支出を下げる
- 投資の利回りを上げる
例えば、海外駐在を狙って収入アップとか、サラリーマンともう一つの副業を始めるとか、どうしても収入アップが狙えないなら、徹底的に支出を減らすとか。資産のほとんどを貯VTIをするとか。
その中でこれはいけるけど、これはいけないな、というのが自分の中で分かってくるはずです。
大事なことは、再現不可能だと他人の意見を切り捨てずに自分ならこうだな、と柔軟に対応していくことです。
そうすることでより確度の高いオリジナルプランが出来上がっていきます。
とは言ってもどのくらいの資産レベルが必要になるか、具体的な金額が気になる人もいるでしょう。
これはあくまで個人的な意見ですが、感覚的には以下の通りです。
- サラリーマン10年間で2,000万円の資産をつくる。
- 最高でも月15万円で生きる術をみにつける
- 収支トントン位の収入を得る
これができれば、セミリタイアのスタート地点には立てるのではないでしょうか。
これで日々の負荷はサラリーマンの比較にはならないほど減らすことができ、手元の資産もうまくいけばじわじわ増えていくでしょう。
そのうちに完全リタイアしてもいいくらいの資産が出来上がる。
若いうちのお金は価値がある。
これがセミリタイアの秘訣だと思います。
セミリタイアは、ある程度働くことも必要です。
私のように日記を書いたり、中にはウーバーイーツなどをする人もいるでしょう。
大事なのは効率よく働くことです。
効率よくとは、自分の能力を活かせる仕事やパワーを消費しにくい仕事ということです。時間や給与が全てではありません。
なので、私にとっての理想的なセミリタイア生活とは、ある程度まとまった資産を作り上げ、あとは必要最低限の生活費を低コストで稼いで生き延びるというものです。
サラリーマンは僕にとってハイコストでした。お金も稼げるけど、失うものも多かったという意味です。
僕は会社員時代にいつも思っていました。
給料下がってもいいから週3日にしてくれ、、と。
または勤務時間を一日4時間にしてくれ、、と。
週5の拘束時間(実質週6~7)はちょっと長すぎて、私はちょっと辛かったです。
だから少しスローダウンした生活を試しているところです。
働く時間を減らして、ゆっくりワインでも飲みながら中国語の勉強でもするのが良いでしょう。