積立投資は「毎日」でも「毎月」でも大差ないらしい

積立投資は、月に一度積み立てる「毎月」積立が一般的ですが、「毎日」積立をすることも可能です。そのパフォーマンスの違いが気になるところですが、日経新聞によると、その差は大差ないらしいです。

つみたてNISA採用のうち2018年の制度開始以前から運用しているファンドを対象とした。18年以降22年7月までの期間で積み立てをしたとして、22年8月1日時点のリターンを計算した。表には海外先進国株や国内株など主な投資対象ごとに純資産残高が大きい3本ずつを掲載した。

計算の結果、多くのファンドのリターンは「毎月初>毎日>毎月末」だった。例えば、毎日積み立てた場合のリターンが最大だったのは上場投資信託(ETF)を通じて米国株指数への連動を目指す「楽天・全米株式インデックス・ファンド」の52.7%だった。月末に投資した場合に比べ0.7%高い一方で、月初より1.3%低くなった。

このように、それぞれのパフォーマンスは大差ないようですが、なぜか月初に投資した方がパフォーマンスが良いことがわかりました。

購入日別のパターンも紹介されていて興味深かったです。

積み立て投資「毎月」と「毎日」 運用成績に大差なし: 日本経済新聞

だからと言って、月初に購入するのが良いとも限らないようです。

実際にもう少し長い期間で調べてみると、月初より月末の方がパフォーマンスが良い投資信託もあったからです。

つみたてNISA採用の海外株インデックスファンドの中で最も早い設定(08年1月運用開始)のSMT グローバル株式インデックス・オープン」について、08年2月から22年7月まで毎月の購入日別の積み立て投資リターンを計算してみた。

すると月末が低くなったのは同じだったが、月初に比べ月半ばや下旬が高くなった。ただし180%程度のリターンに対し最高と最低の差は1.5%に過ぎなかった。

積み立て投資「毎月」と「毎日」 運用成績に大差なし: 日本経済新聞

と言うことで、毎日積み立てようが、毎月積み立てようがどっちでもよく、大事なことは積み立てを続けることだといえるでしょう。

この記事を見て地味に嬉しかったのは、18年以降22年7月までの期間では、私が投資している「楽天・全米株式インデックス・ファンド」のリターンが最も良かったことです。

もちろん今回の結果は、つみたてNISA採用の純資産残高が最も大きい3つに限定されてますが、私が購入している投資信託のリターンがそこそこ高くてよかったです。

ぜひみなさんも買うタイミングはいつでもいいので、継続して楽天VTIを買い続けましょう。