私は洋書を読むことを日々の課題としていますが、すぐに挫折してしまいます。英語をそれなりに勉強してきたにも関わらず全然スラスラ読めないので辛くなってくるのです。
先日受検したケンブリッジ英検では、初めてリーディングでC2を取得することができましたが、それでも全然スラスラ読めない洋書があります。
特に難しいなぁと思うのは小説です。
逆にThe Economistとか一般書やビジネス書の方が読みやすく、これらのジャンルの方がスラスラ読めることが多いです。
小説の難易度は作品によっても違いますが、「ん?」となることが小説の方が圧倒的に多いです。
私の老後の目標は、外国語の小説をたくさん読むことなので、頑張って英語の小説に挑戦しているのですが、これがなかなか難しいのです。
なぜ難しいのかというと、語彙の問題だけでなく、独特の会話表現についていけないことや背景知識を知らないことが原因だと考えられます。小説家は誰が喋ってるのかよくわからなくなるし。
ちなみに今読んでいるのはこの本です。
David Nichollsの新作です。
あらすじは、それぞれ離婚(別居?)を経験したマーニー(38歳)が友人の紹介で出会ったマイケル(42歳)と長距離ハイクをするという物語です。
最初はグループでやる予定だったのですが、どんどんメンバーが減って最終的には二人になります。その中で仕事のこととか結婚とかの話になって、最初は微妙な関係だったのが、ちょっとずついい感じになってきたところまで読みました。
ちなみにDavid Nichollsはケンブリッジ英検のライティングの課題図書になったこともあり、以下の作品を読んで知りました。
ケンブリッジ英検のライティングでは、小説を読んだことを前提として書く恐ろしい問題があったのですが、2024年からその出題は無くなりました。
David Nichollsで最も有名な作品はこれですかね。
One Dayはネットフリックスでドラマになってリニューアルされています。
で、どんなところが難しいと感じるのかYou Are Here: A Novelから一部引用してみます。
マイケルがマーニーに元夫とどのように付き合い始めたのか聞く場面です。マーニーの台詞からで、 Heは元夫です。
'....There was this woman in human resources who fancied him and hated me, really hated me, a really bully, texting me at night, criticising my work, and he used to flirt with her too, he flirted with everyone, but then we went on this office team-building thing in the Cotswolds and we got off with each other, secretly, sneaking into his room. That was the start of it. And I was so threlled, you know, to be picked, which is not quite the same thing as love but is part of it. He wants me! The first year was so exciting, snogging in the stationery cupboard and the lift, pretending to say goodbye then meeting up, real Romeo and Juliet stuff. That was the best part, when it was us against the world. And the sex too, I suppose, lots of sex, pardon me.'
'That's all right.'
'I mean we did everything. By which I mean all three.'
'All three?' he said, and here she made a series of hand gestures, a kind of obscene hand-jive. 'Yep,' he said. 'That is everything.' (P147)
最後のall threeがよくわからないんですよね。特にhand-jiveも何のことなのかよくわからずこのall threeって何なんだ、、、となってしまいました。
まぁhand-jiveについては、動画を見てある程度推測はできたのですが、
私の推測があっているかもよくわからず、こういうことは多分ケンブリッジ英検にも出題されないよなぁと思ったのでした。
問1
By which I mean all threeとあるが、このthreeは何を指しているか、hand-jiveを踏まえて分かりやすく説明せよ。
なんて問題も大学入試には出ないでしょう。
つまりこういうことは自分で頑張って勉強していかなければならないということです。
このように、小説には私の知らないことがたっぷりと詰まっており、英語の試験のための勉強では学習が漏れてしまうようなこともたくさんあります。
だからこそ、難しい。
でも魅力があるのです。
ということで、なかなか読むのは大変なのですが、ちゃんとストーリーが追えると楽しいし、達成感もあるのでやりがいは感じています。
油断するとまた途中で挫折してしまいそうなので、たまにこうして日記にも書くことでモチベーションを上げてがんばります。
なんとか英語の本を読む習慣を身につけたいと思います。



