私は昨年からS&P500の値動きの3倍に連動するSPXLに投資?投機?していますが、注意点があります。
それは値動きが大きいことです。
当たり前ですね、みなさんが指摘していることですが、このを衝撃を実際に受けると思ったよりもダメージがあることに気が付くでしょう。
例えば、今回の制裁関税の応酬でS&P500は-2.41%となりました。
それに対し、SPXLは-7.34%です。Appleは-5.78%、Facebookは-3.61%、Amazonは-3.56%、Microsftは-2.97%です。やはり圧倒的な値下げ幅になっています。
二週間前まで17%の含み益がありましたが、今はたったの2%しかありません。
何ならちょっとシャワー浴びて出てきたら-10%とか普通にありましたからね。もう一回シャワー浴びなおす羽目になりかねません。
これこそSPXLの怖いところです。
なので、SPXLに投資をする際に注意することは以下の2つです。
- 余剰資金をたっぷりと
- 定期的にコツコツ買い付けを
積立は精神を落ち着かせる効果があります。リターンが良くなるとは限りません。
特に値動きの激しいSPXLを保有するにあたって、いかに自分のメンタルをコントロールするかが課題になります。
なので、私は30~40%の余剰資金(米ドル定期預金)をバッファとしながら、毎日コツコツ1単位ずつ積み立てることにしています。
値動きがないときは本当に退屈なんですが、こうして少し大きな下落があったときには、落ち着いて対処ができるものです。それでも辛いのは辛いよ。
しかし、問題はSPXLをどのくらいの金額まで保有するかです。
ある程度まとまった金額になってくると、その分変動の絶対額も大きくなります。これに対処するためには、SPXLの保有上限額を定めて変動額も一定に抑える、または自分が強くなる。の2つしかありません。
私は自分が強くなるを選びます。そうじゃないと資産を増やせないからです。
実際にインデックス投資をしていてもうまくいけば資産額はどんどん大きくなっていきます。問題は、それとともに変動額も大きくなっていくことなんですよね。
だからといって、怖いから株の比率を下げたり、または止めたりしたら、そこでリターンは頭打ちになりかねません。
だから、資産変動に耐えうる精神力の養成も投資には必要なことであると思います。
これがなければ数千万、数億円の資産を形成することはできないでしょう。
ここのメンタルコントロールが難しいし、投資家個人個人が考えなければいけないことですね。