米国株の購入手数料引き下げを喜ぶ人は長期投資で損をする

マネックス証券で最低手数料が0.1米ドルに下がるというニュースが出回っていますが、これを喜ぶ人は長期的に損をする可能性が高いと思います。

ポイントは結局、0.45%の手数料がかかるということですね。これが永遠のゼロだったら喜んでいいでしょう。

そもそもそんなに個別株やETFを買いますか?という話です。

売買すればするほど損をすると株式投資の本に書いてありました。

それは手数料と税金(儲けていたら)が取られるからです。儲けていなかったそもそもマイナスですしね。

今回の場合手数料の最低手数料は下がりましたが基本0.45%かかりますし、儲けていたら税金が取られてそれは基本的には帰ってきません。

うまくタイミングを計って上手に売買できるのならいいのですが、大体売買を多くすればするほどお金を失うことになるのがこの世の定めです。

なぜノーロードのインデックスファンドじゃだめなのでしょうか?

最近ではノーロードで信託報酬も安い米国株インデックスファンドが出ています。

私の一押しは楽天VTIです。

よほど資産額が大きくない限り、これとほぼ同じようなETFを買う理由はないです。

確かに超少額の個別株をこまめに買いたい方にとっては朗報かもしれません。

でも結局それがうまく保証はないし、そのレベルでは結局エンターテイメントに過ぎません。

 

だから今回の手数料引き下げは、例えるなら、エンターテイメントの使用料が割引になったという感じでしょうか?それだったらわかります。

もう一度、インデックスファンドではだめで、米国株(ETFとか個別株)じゃないといけない理由を考えてみた方がいいと思います。

例えばSPXLのようなどうしても魅力的な商品があるとか。。

そして本当にそれを買わなきゃいけないのか。。

一般市民のほとんどはインデックスファンドをコツコツ積み立てればOKです。そして個別株を買うより多くの場合、リターンが大きくなります。

だから、購入手数料が下がったからといって、飛びつかないほうがよいと思います。