サラリーマンを辞めてからもうちょっとで一年を迎えようとしています。最初は慣れないこともありましたが、徐々にペースがつかめるようになってきました。
私はサラリーマンをやっていると体調が悪くなるタイプなので、いったん辞めてみることにしました。
それは正解だったようで、身体の調子は一気によくなり、今では心身ともに健康になりました。
もちろん、不安がないわけではありません。
このライフスタイルは、あまり日本では一般的ではないからです。
会う人からは「え?この人大丈夫?」的に思われて、変態扱いされます。
だから、本当にこのままでいいのだろうか?という漠然とした疑問を抱きながら、日々過ごすことになるのです。
でも体調が悪くなるくらいなら、今の生活の方が全然いいやと開き直っています。
この「まぁいっか」的な感覚が結構大事で、気楽に過ごしているのですが、周りの僕に対する印象見てみると、ちょっと道を外れてしまった感は否めません
この生活を続けてみて思ったのは、今の生活が万人に通じる生き方ではないということです。
やはり一種の特性が求められます。
それは一言で言えば、孤独耐性と楽観主義でしょうか。
独りで行動し、独りで人生を楽しめるかどうか。まぁうまくいくかわからんけど、まぁいっか、ほほほ。という楽観性もある程度必要。
サラリーマンやってると洗脳されちゃうからあかんのですよ。
若かりし頃にあった決断力が奪われて、楽観的な思考回路が遮断される。常に何かに追われていて不安。
そして、いざ自由な時間が手に入った時、何をしたらいいか分からなくなる。暇だ、、。
だれかと一緒にいないと寂しく感じる、他の人と同じではないと不安、、などなど。
もちろんこれらは当たり前のことですし、誰しも抱く感情です。
しかし、自分がどういうタイプの人間であるかをよく知っておくことは大事です。
サラリーマンを辞めることが必ずしも解決になるとは限らないからです。
そのうえで自分にとってベストの生き方を模索する。
私にとって今の生活がベストなのかはまだ分かりません。
しかし、以前より良くはなっています。
セミリタイアあるあるですが、やはり図書館は最強です。
図書館で大量の本を借りてきて、片っ端から読んでいく。普段読まないような本も借りる。
この知識が何の役に立つか分からないけど、知識が増えると世界が広がるような感覚がしてとても楽しいです。
最近読んだ本で面白かったのはこれですね。
借りるのちょっと恥ずかしかったから、借りる時他の本で挟みましたよ。
ついでに借りてる感を出すためにね。
「私のおまん、どこに行ったか知りませんか?」
京都では、おまんはお饅頭のことらしいですね。
Googleに挑戦。お饅頭だからね。
世の中は知らないことだらけです。
昼間の時間帯は、元サラリーマンからするとちょっと異世界ですね。
最近見つけたドライブスルーのスタバに昼間に行くと客層が全然違います。駅付近にあるスタバとかだとガチャガチャしてますよね。
しかし、ドライブスルースタバはマダムたちや人生上がった人たちで溢れています。
自転車を漕いでいると、聞こえてくるごみ収集車の奏でる音楽。平和です。
図書館でたっぷり借りた本を持って、ドライブスルースタバにチャリでイン。
そして、おまんやおちんについて学ぶ。
長い人生なんだから、こんなひと時があったっていい。
この経験がいつか役に立つときが来るでしょう。