中毒アプリの利用制限を実施した

最近私が気になっているのは、スマホ中毒です。特に用事もないのに、スマホを触ってしまったり、無駄にSNSを見たりしてしまう。これは本当に時間の無駄です。

ちょっと前から気になっていたんですよね。記事にしたこともあります。

やはり世の中の多くの人は既にスマホ中毒になっているような気がします。

もちろん、スマホで単語を勉強したり、新たな知識を獲得したり、そっち方面で中毒になっているならまだいいと思いますが、ついゲームをしてしまったり、SNSやYoutubeに没頭してしまう方も少なくないでしょう。

これは明らかに中毒症状です。行動嗜癖と言います。

IT企業がしくんだ罠です。

なので、それが罠であることに早く気づき、対策を打ってください。

さもなければ、あなたの貴重な時間(性慾まで)がスマホにどんどん吸い取られ、あなたがどんどん衰退していきます。

これは私たちに不可欠な食事と似ている部分があります。

食事は生きる上で必須ですが、食べ方を間違えるとネガティブな影響を及ぼします。

健康的な食事は、身体によいです。

しかし、食べすぎや甘いものの偏食は健康によくありません。

これはスマホなどのデジタルデバイスにも当てはまります。

デジタルデバイスによる情報収集や発信は、適切に使えば健康によいです。

だからといって、その世界にどっぷり浸かってしまうと、他にやるべきことが疎かになり、不健康になります。やるべき学習や仕事、運動や睡眠時間などが削られてしまうからです。

だから、スマホの使用もバランスよく、腹八分目がいいのではないでしょうか。

 

私がさすがにやばいな、、と思ったのは、iPhoneのスクリーンタイムを見た時のことでした。設定画面から見ることができます。

ここでは、あなたが何のアプリに何分費やしているかが克明に刻まれております。

興味がある方は見てみてください。

エロ動画ばっかり見てる人は、そのエロ動画が栄えある第一位に燦然と輝いているでしょう。

私はここにツイッターが1時間もあって、激萎えました。

ツイッターに一時間も費やしていたのか。。

もちろんツイッターから得られる情報はとても有益で役に立つことも多いです。

しかし、毎日1時間も費やすほどの価値はあるだろうか。一日3回位まとめてみれば十分事足りるのではないか。

さらに衝撃だったのは、スマホを持ちあげた回数とその直後に使ったアプリです。

どのくらい持ち上げてるか意識したことありますか?

僕は余裕で50回を超えていました。ショックでした。

そして、持ち上げて最初に使用したAppに最も多いのは、多くの場合SNSだと思います。私もツイッターでした。ここにもエロ動画が来たらたいしたものだけど。

なるほどね、そういうことか。

ということで、ツイッターの使用を制限することにしました。

一日15分までです。

これを超えると「制限を超えています」的なアラームが出て「OK」と引き下がるか「あと1分だけ」という絶妙な選択ができます。

小さい頃、親がファミコンをする時間を制限していた仕組みをスマホにも導入したというわけです。

あれは理にかなっていたのですね。

大人なのにちょっとなんだか情けないけど、仕方ありません。

ということで、みなさんも知らぬ間に会社だけでなく、スマホにも時間を搾取されていないか気を付ける必要があります。

ツイッターで使った1時間を英語の勉強に充てよう、なんて意識の高いことはさすがにいいませんが、その1時間を睡眠に充てられたらもっとハッピーになるかもしれません。

最新のテクノロジーや情報に追いつくことは大事かもしれませんが、それを焦るあまりもっと大切なことを見失いつつあるような気がしました。

いまの世の中に求められるのはデジタルデバイスリテラシーです。

これが私たちの将来を決めるといっても過言ではないかもしれません。

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