ラテ・ファクター 1日1杯のコーヒーで人生を変えるお金の魔法というご本を読んだので感想文を配信いたします。
本書の内容は、毎日のラテなどの無駄な出費を節約して自動的に投資に回せば複利運用でお金をたくさん増やすことができますよ。というものでした。
当たり前やないか。
私のブログをお読みになっている聡明な皆様におかれましては、これは基本中の基本、まるで空気を吸うように当たり前のことかと存じます。
「生きるためには呼吸をしましょう」
と言われているようなものです。
したがって読む必要はないと思われます。
さらに本書は物語形式で書かれているので、何のことを言っているのかわかりづらいのと、要点を後ろ倒しにされてだいぶじらされたのでイライラしました。
物語の方がが読みやすいという方もいらっしゃるとは思いますが、個人的には合わなかったので、★一つとさせていただきます。
そもそもラテ・ファクターという意味がよくわからない方もいらっしゃるかもしれません。
本書から最もわかりやすく説明されている部分を頑張って見つけたので引用します。
これだけわかっていれば十分でしょう。
ラテ・ファクターは、けちけちしたり自己否定したりすることじゃない。何が大切かはっきりさせることなんだ。なんであれ、日々のちょっとした無駄遣いや、どうでもいいもののことなんだよー自分の将来のために簡単に方向をかえられる1日5ドル、10ドル、20ドルのこと。自分に使うことから、まず自分に払うことへ。大きなものにたどり着くために、小さなものをあきらめることだ。
ということで、無駄な消費をしていないか確かめることは大事なことだとは思います。
無駄な消費ばかりしている私へのよいリマインドにはなりました。
さて、私はラテ・ファクターも大事だと思いますが、資産を増やす際に大切なのは、イエ・ファクターだと思っています。
なぜなら、支出の最も大きな部分を占めるのは、たいてい家賃だからです。
このため、手元に残るお金を効率的に増やしたいなら、家賃を下げる努力をすることが最も効果的だと考えています。
これですね。
家賃をゼロにすることがお金を貯める最適戦略です。
もちろん、家賃自体をゼロにすることは難しいのですが、家賃を下げるいろいろなアプローチが考えられます。
- 実家に住む
- 彼氏彼女の家に住む
- 家に住まない
- 会社に払ってもらう
- 激安物件に住む
一杯のラテをやめるか決断する前に上記のことを実践できるから検討してみましょう。
私も実験でタワマンに住んでいたことがありますが、お金は全然貯まりませんでした。
この経験を通じて家賃が高いとお金が貯まらないことを学びました。
タワマン住みながら、ラテ・ファクターとか言ってたらアホかと思われてしまいます。
当たり前ですが、出費が高い順に上から検討していけば、ラテ以外のいろいろなファクターが見つかるでしょう。
地道にそれらを減らす努力をしていくのが正解です。
お金が増えない理由は何ファクターなのか、考えてみると良いかもしれません。