今年は久しぶりにフルマラソンに出場する予定なので、練習として30kmのレースに出場してきました。
今回の結果はこちら
結果はまずまずでした。
私は3月のマラソンでサブスリー(3時間切り)を目標にしていますが、ちょうどそのペースで30kmを走り切れました。しかしまだ余裕はありません。
このレースには、サブスリーのペースで走ってくれるペーサーがいたので、その人たちについていきました。
最初は「このペースは余裕だわ、もっと早いペースで行けるかもな」と調子に乗りかけましたが、久しぶりのレースだったこともあり、落ち着いてペースを維持しました。
案の定10kmを超えたくらいから足の甲が痛くなりはじめ、ペースを維持するのが余裕ではなくなってきたので焦りました。ペースを上げていたら完全に終わってました。
それでも体力と脚はまだ余裕があったので、そのまま我慢して走り続けます。
さすがに20kmを通過する頃には周りのランナーにも疲れが見え始め、私もペースを上げたつもりなのに全然上がっておらず悲しくなりました。
序盤の余裕はどこへやら「よし、このまま粘ろう」と保守的な戦略に切り替えます。
20km以降は不安しかありませんでしたが、25kmから思い切ってペースを上げました。
20km地点で補給したアミノバイタルが効いたのか、ラスト5kmと言う安堵感からか、身体は動きました。
最終的には、ペーサーを抜き、4分10秒までペースを上げてフィニッシュ。
レースの終盤では、周りのランナーと話したり、讃えあったりして連帯感が形成されますが、これがレースの醍醐味ですね。
走っていると分かるんです。お互い意識しあってるな、というのがね。
自分がラストスパートをかけて突き放しにかかりますが、それを上回るペースで後方から追い抜いてくるランナーもいます。
私は思わず「ナイスラン!」と声をかける。
相手のランナーもこちらを向いてスマイル。
それで、私も力が入りました。
久しぶりの30kmのレースでしたが、思いのほかちゃんと走れたので満足しています。
実は、3年前にも同じレースを走っていましたが、その時は今回のタイムより6分ほど速かったです。
この時にマラソンの自己ベストの2時間55分を出したのですが、その時と比べると状態はまだまだです。
今の感じでは、フルマラソンを走ると3時間1分〜2分の「ぼぼスリー」になる見込みです。しかし、まだ時間はあるのでうまくレースを使いながら身体を作り、状態を上げていきます。