確定申告は一仕事である

今年も無事に確定申告が終了したので、感想文をメモしておきます。今年は初めてのことがあったのでいつもよりパワーを消費しました。

私は文筆業で得た収入を事業所得として白色申告しています。

大した収入もなく、赤字続きなので、色々調べた結果、白色申告に決めました。

ネットで調べてみると、やたらと青色申告を勧めてきますが、あれはアフィリエイトに誘導するための罠の可能性が高いので、慎重にリサーチを重ねて自分にあった申告方法を選択すべきです。

問題は、私の収入が事業所得に認定されるか、という点ですが、これは最近の調査によると、おそらく大丈夫と判断しました。

しかし、売上を増やさないと事業所得にならない可能性があるので、これは今後の課題となります。

「事業所得」と「雑所得」の区分は「記帳、帳簿書類の保存」が基準になるということです。ただし、以下のことにも注意が必要です。

  1. 収入が、3年間ほど主な収入の10%未満になっていないか。
  2. 所得が、3年間ほど赤字で、赤字を解消するための取り組みを行なっているか。

今回初めてチャレンジしたのがノートパソコンの減価償却です。

これらはいずれも10万円以上したので、減価償却で経費にする必要がありました。

青色申告のメリットの一つは、30万円未満の減価償却資産を一括計上できることです。もし青色申告していれば、これらは一括で経費にすることができました。

しかし、白色申告ではそれができません。

まぁ何事も勉強ということで、今回の確定申告でパソコンの減価償却について学べたのでよかったです。

あとは、細かい経費の計算やらHSBC香港にあるVTIの分配金やら申告しておしまいでした。

作業量自体は大したことではないのですが、地味にパワーと時間を消費するので一仕事にはなりますね。

サラリーマン時代はあまり税金のことを気にしていませんでしたが、自分でやってみて勉強になることがたくさんありました。

これを自力で正確にやるには偏差値60は必要なんじゃないかと本当に思いました。

とりあえず一仕事が終わり今はすっきりしています。

来年はもっとスムーズにできるように日々コツコツとまめに記帳しておくことを誓います(毎年誓ってる)。

今後も税金や確定申告の勉強もゆるく続けながら、自分にとって最適なワークスタイルを確立していきます。まずは売上を上げることを今年の目標として、これからも頑張りたいです。