CNBCで投資情報収集していたら私の趣味の記事があったので紹介します。
私の趣味の一つは、長距離走です。
マラソンも走りますが、それよりももっと長い距離を走るのが好きです。
実はそのきっかけになったのが、2013年に出場したHK100という香港のレースでした。
この記事に動画がありますので、興味がある方はご覧になってください。
あぁ、なつかしい。私の青春が詰まっています。
2013年の時は先着でエントリーできたのですが、最近は人気が出てしまったため、毎回抽選になっています。そしてかなりの倍率です。
昨年は久しぶりに当選しましたが、2015年以降はことごとく抽選に外れています。出たいからと言って出られるレースではなくなってしまったのはちょっと残念です。
この記事によれば、アジアで62マイル(100㎞)のトレイルランが流行っているそうです。
マラソンの距離を超えるレースをオルトラマラソンといいますが、オルトラトレイルレースが世界中で流行り始めています。
特に中国では急速にレースが増えており、速い選手もどんどん出てきています。
中国は山もたくさんあるし、場所によってはかなりエキゾチックです。標高4000mを超えるレースもあります。
私にとって、このオルトラマラソンは一種の瞑想です。迷走ではありません
記事の中で紹介されているJohnさんも同じことを言っています。
“You get this sense of euphoria. I love the challenge. You’re one with nature,” he said. “It just grounds me and centers me. It’s my meditation.”
It's my meditation.
このレースはいろいろな楽しみ方があります。
まず体力をつける過程が楽しい。
え?楽しくないですか?
とにかく圧倒的な持久力をつけないといけません。
体力がないと100㎞のレースを楽しめないからです。
だから、私も日々修練を積んで、いつでも100㎞を走れるような身体をキープしています。 寝起きでもマラソンは走れます。
こないだはマラソンサブスリーにもこだわりましたが、これもオルトラマラソンを余裕をもって楽しむことに繋がります。
また、道具選びも楽しいです。
必要最低限の厳選の道具を自分の使いやすいポジションに収納する。
そして、レース中での反省を活かし、道具の更なるアップデート、および最適化を図るわけです。
この折り畳みカップここに入れといた方がいいなとか、うわ、そんなコンパクトな携帯あんの?とか楽しいです。
もちろんお金もたっぷりかかるのですが、それもまた、いとおかし、ということで米国株投資を頑張っています。全然だめだけど。
さらに、自分をうまく制御して、最大限の力を発揮する、という試みもエキサイティングです。
長い距離になると、走るペースもそうですが、食事や水分補給、暑さ、寒さなど様々な対策が必要です。
気温が上がると脱水のリスクがあるし、逆に気温が下がれば低体温のリスクもあります。
このようなリスクを回避しつつ、体調をキープし、いかにゴールを目指すか。
まさに総合力が問われます。
これは長期投資にも通じる部分があります。
序盤で調子がいいからと言って、ペースを上げて走っていると、必ず後半で痛い目に遭います。もう、走りたくない、嫌だ。となります。
株の調子がいいからと言って、ガンガン株に投資をして、コロナショックで痛い目を見る。もう、投資なんか、嫌だ。となってませんか?
わいのことやないか。
長い距離を走っていると、必ずどこかで困難に直面します。
それは体調不良だったり、けがだったり、天候不良であったり、様々な要因があります。
長期投資も同じです。
不景気だったり、自然災害だったり、コロナだったり。
いい時もあれば悪い時も必ずある。
その時は一度ペースを落とす、または立ち止まることが大事です。
そしてそのまま進むことができるか、冷静に判断を下します。
いけるのか、いけないのか。
もちろん、そこから復活できることもよくあります。
しかし、本当にやばいと思うなら躊躇なくリタイアをする勇気が必要です。
そして、反省して、次のレースでその反省を活かす。
こうして長い距離を走るコツがつかめてきます。
私が2013年に走った最初のレースは圧倒的なリタイアでした。
しかし、そこから多くのことを学び、今ではさらに難易度の高いレースも愉しむことができるようになりました。
リタイアしても、あぁ、あかんかった、、まぁしゃあない、次や。
くらいのテンションですね。
私は長距離走から長期投資を学び、長期投資から長距離走を学びました。
そして、歩み続けてさえいれば、必ずゴールに辿り着けるということも学びました。
ゆっくり歩いていても、思いのほか遠くまでいけるものである。
これが長距離走の極意です。